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江戸時代の建物がそのまま残っているお寺
名古屋は第二次世界大戦のアメリカ軍の空襲によって中心部のほとんどが破壊されています。その後の都市計画で栄の100m道路ができたわけです。
中心部はほとんど破壊されているわけですが、ところどころスポット的に生き残った地域や建物があります。
有名なところだと四間道・円頓寺商店街のエリアです。あとは名古屋城の東側の文化のみちエリア。今回紹介する建中寺は文化のみち(白壁地区)よりさらに東で、戦災の被害を受けずに生き残りました。
江戸時代からの木造のお寺と門がそっくりそのまま残っています。名古屋では中々ないですので、まだ行ったことがない人は散歩がてら見に行くと良いです。

名古屋市指定有形文化財の総門です。1652年に徳川光友が建立しました。江戸時代前期の建物がそのまま残ってます。
戦災で焼きだされてしまった名古屋だと奇跡です。

門の隣には小さな神社があります。神仏習合ってやつでしょうか?

こちらが建中寺の入口の山門です。こちらも名古屋市指定有形文化財。総門と同じく1652年に建設されました。非常に巨大な門です。大迫力。

門には徳川家の家紋の葵のマークがあります。

山門を抜けて西側に歩くと徳川家の霊廟があります。中には入れません。厳かな雰囲気です。

山門からまっすぐ歩けば本堂があります。
この本堂も名古屋市指定有形文化財です。本堂の中に入ることができます。
建中寺は拝観料は無料です。できればこの建築物を後世に残すためにも少しばかり取ったほうがいい気がしました。
名古屋の街を散歩してます









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